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オホーツク 常呂 ホッケ フグ ブリ ジギング 2021年 7月 釣行

オホーツク 常呂 ホッケ フグ ブリ ジギング 2021年 7月 釣行


すこーし朝もやがかかる朝日がきれいです。

いつもお世話になっています。常呂港『第58星流丸』に乗らせていただきブリのジギングに行ってまいりました。先日からあまりブリが上がっていないとのことでポイントを移動しても全くと行っていいほどブリの反応がありません。船内全体であきらめムードでホッケやフグを釣っていきます。

釣れるのはホッケとホッケ最大サイズの呼称メガホッケ

とフグさんです。

カチカチと歯をならしたり プクーーーーっと膨らんだりと可愛いですが。。。リーダーを切られちゃったりとヤバイやつです。。。

4時半釣り開始でジギングロッドを振りつつ ホッケとフグでコンスタントには釣れますが だいぶ腕もパンパンな11時に突然来ました!!
下手くそなワンピッチジャークを繰り返し行っていたところ、ポイント移動の合図がありました。
ジャーク後のただ巻きに変えた瞬間に、豪快なあたり!!  ブリだ。。  思いっきりフッキングして ジリジリと上げてきます。 筋肉量の多い人間ではありませんので
すでに限界が近い状態でしたが、使っていたベイトリールがPGと使用だったためもあり、ゆっくりですが上げることができました。

持ち方が下手すぎて恥ずかしいので かっこいい持ち方を勉強しなければ。。。と思う一枚でした(笑)
この度も星流丸さんありがとうございましたー!!

データ

常呂港『第58星流丸』 

使った竿
レスターファイン コンダクター 北海道カスタム 60 ベイト
シマノ オシアジガー2001PG
ライン PE 3号 リーダー フロロ 14号 50LB
ジグ 鉄ジグ色々 180~220g
ブリ釣ったのはスイムライダー200 グローなカラー





常呂沖 サクラマス ジギング 2021年 5月 釣行

常呂沖 サクラマス ジギング 2021年 5月 釣行のお話

初めてのサクラマス ジギングに挑戦してきました。 常呂沖にて 棚は、10m前後のため、軽いベイトリールでも問題ない状態です。今回私が使ったのは、バルケッタfカスタム 棚の指示などがある場合、合わせやすいカウンター付きのリールで勝負です。 まず、5月の中旬ですが、ものすごく寒く6時頃の気温は4度 防寒対策バッチリでいきましたが、だいぶ体力が奪われて行きます。 そのうちに船内でヒットし始め 私にもヒットしました!! 強い引きでギューーーっと軽く引っ張られた際にラインブレイク。。。自宅で結んでいったPEとリーダーの結束切れ???。。初ヒットなのにありえん。。と思い。。他の予備竿でやっているとヒット!!!

船内で最初にラインブレイクしたタックルのラインを結び直し、
嬉しい 外道さんのタラさんもヒット!!!

釣果しては、サクラマス4匹 タラ3匹という結果でした。

データ
使った竿
シマノ ゲームタイプスローJ B66
シマノ バルケッタFカスタム
ライン PE 1号 リーダー フロロ 6号
ジグ ナマラジグ 150g~200g 鉄ジグ 100~175
フック ささらさる 1 1/0 2/0 のそれぞれ4cmを選択しました。




今回は4匹の釣果でしたのでフックの重要性などはわかりませんが、細軸よりもふと軸のほうが安心感があった気がしました。
個人的な印象ですので聞きながしてください。

晩秋の常呂沖、五目ジギング!道東 オホーツク 2020 11月 

今回は北海道オホーツク海、通いなれた常呂沖でタラ・ホッケ、ソイ等の根魚をメインに狙います。例年オホーツク海は、10月後半から低気圧の影響を受けて出船率が下がり
、12月の中旬にはほとんどの遊漁船が船揚げとなり、シーズンが終了します。寂しいけど、今シーズン残り何回船に乗れるでしょうか・・・・・

準備と宿泊先まで

まずは準備。いつもそうですが、まずは釣行日を決めて、船宿とホテルを予約。この時期は特に自分の予定と波・風予報をちょくちょく見ます。そこでよく見るサイトがこれ、

GPV気象予報」あくまでも参考程度ですが、これみて、自分のスケジュール見て、そして釣行日を決定します。

その後に波風ひどくなって出船中止はしょうがない。自然にはかないません。地元なので移動は全て車。この時期峠は雪がちらほら、タイヤはスタッドレスが安心ですが、自分はまだ夏タイヤ・・・ヤバいか???峠の道路状況も随時チェックします。それでも今回は飛行機・レンタカー・発送、そんなのないので楽チンです。とは言え年内の貴重なジギング、出来るだけ集中力を維持するために「じゃらん北海道」でホテルを
予約。GoToトラベルで割安に泊まれるので利用しやすくなりました。 あとは忘れ物をしないよう、車に荷物を積み込んで準備完了です。 釣行前日、まずは移動。路面状況も大丈夫そう。それでは「 いざ!出発 」常呂沖近郊の街、網走到着、船の出る常呂漁港近くの宿泊施設は、今1軒しかないらしく、そこはもう満室。それなら車でせいぜい30分の網走に泊まります。毎回行った先での「食」も楽しみです。今回の食事は「KIYOMASA」さん。美味しかったです!お酒と食事でいい気分になってホテルに戻りました。翌日に備えて就寝です。 釣行当日、もう日の出が遅いので集合時間もゆっくりです。ホテルを出て外気温を気にしますが、意外にあったかい。こりゃ助かります。そしていつも通り漁港に行く途中のコンビニでホットコーヒー買って、警察に止められないように注意しながら車を走らせ漁港到着。


出発時の常呂港周辺 朝焼けがきれいです!

今回の船宿は常呂「星流丸」さん。

今回の船宿は常呂「星流丸」さん。いつもお世話になっている遊漁船です。今年は初挑戦のウトロの鮭ですっかりお世話になりました。鮭でもジギングの自分はタコベイトの仕様からジグの動かし方から、色々教えてもらいました。教えてもらった通りにやると、これがまた釣れるんです。そんなジギングでもサビキでも、手巻きでも電動でも、どんな釣りでも的確なアドバイスと釣果を得られる頼もしい遊漁船です。

- 今回のタックルについて -

漁港到着とほぼ同時に船を岸壁に寄せているのが見えました。船のすぐそばに車を着けて道具を下ろし、車を戻して自分の準備も終わらせ船に乗り込みました。今回の釣りは沖五目、予想する水深はタラで約130mホッケで50m前後でしょうか?130mで使う自分的メインタックルは電動です。昔は水深130mでも手巻きで頑張ってましたが最近じゃさすがにつらくて電動にしちゃいました。それとホッケ用に手巻きベイトが1本、共通予備として手巻きベイトがもう1本。タックルとしてはこんな感じです。

■タックル1[電動、タラ・ホッケ]
・シマノ ゲーム/タイプスローJ/B66-3 JIG~260g
・シマノ フォースマスター601
・シマノ タナトルX4 2号-300m/フロロ40LB

■タックル2[手巻きベイト1、ホッケ]
・ヤマガブランクス シーウォーク/ライトジギングB66ML JIG~120g
・シマノ バルケッタFカスタム151
・ホッツ スロースタイルX8 1号-300m/フロロ20LB

■タックル3[手巻きベイト2、タラ]
・マングローブスタジオ ブルーアイアスB642/TZ
・シマノ オシアジガー1501HG
・シマノ タナトルX8 3号-300m/フロロ50LB





- 船に乗り スタート  まずはホッケ-

 船に乗ってそれぞれのタックルの準備を終わらせ、遠征には持って行かなかった探検丸もセットします。電動リールのフォースマスターって、液晶画面に探検丸と通信して水深・地形が表示されます。さらに設定すれば誘いまでしてくれるらしい。こりゃスゴい、けど、自分には使いこなせない。せっかくの多機能も水深の確認くらいしか使いません。宝の持ち腐れです。


そんなこんなしながらも約30分程度で最初のポイントに到着。探検丸に表示されてる水深は55m、ホッケです。まずは確認も兼ねての電動タックルから。毎回の事ですが、周りの方々は仕掛けが多いけど自分はジグ。結構重めのジグを結びます。周りと絡んでばかりになったら楽しさ半減しちゃいますもんね。そんなそんな迷惑も掛けれません。最初のジグ投入。この時間、潮止まりに近いからか潮が緩いみたいで、まずジグは200gのフォールが早いタイプを使いました。底を取って根掛かりに気を付けながらリールも巻かずにジグを上下します。早速ホッケが釣れました。そこそこ大きいほぼメガサイズです。なかなか好調なスタート。その後も同じようにホッケを狙いますが、この日はホッケが濃いみたいです。ジグが着底する前にhit、Hit、HIT。1キャスト1キャッチ状態に突入しました。順調に数を伸ばしますが、最初のメガサイズ以降チビちゃんばかり、周りも同じサイズです。基本、どんな魚、どんなサイズでも血抜きしますが、さすがにやってられません。チビッ子はリリース。ホッケのお土産は十分なので狙いはメガサイズへ。何度かポイント移動と船の流し直しをしながらホッケを釣りますが、中ホッケのポイント、チビッ子達のポイント、結構差が出ました。魚の群れって、そんなもんなのでしょうか?


釣れたマホッケたち。顔がかわいい

- ホッケからタラに変更のアナウンス -

そうこうしていると、船長から「タラ行きます」とアナウンス。竿を上げ、沖に向かって船を走らせます。みなさんホッケのサビキ仕掛けからジグ・シャクリへと変更してますが、自分は今回タックルを複数準備したものの、ホッケの最初に確認した電動をずっと使い続けてしまい、結局深場のタラなのでそのまま電動使用、ジグだけ重い500gに変更して沖のポイント到着を待ちます。過去の記憶では軽く30分以上掛かったような?いつもポイント移動は寝て待つタイプなので、船の減速で目覚ましにして起き上がり船長の「いいですよ~」のアナウンスを待ちます。が、しかし、アナウンスされたのは目指した沖のタラポイントは、先に行ってる他船からの情報で相当潮が早いらしいと言う事。錘が着底できないほど潮が早く釣りにならないみたい。同船された方の「そんじゃホッケに戻ろう」との声で、さっきまでいたホッケポイントへ船を戻すことに・・・

残念・・・無念・・・タチ・・・タチ・・・タチ・・・うん、しょうがない。

次のポイント到着まで、またしてもジグを入れ替えますが、フックの付いたさっきと同じジグ。まぁ釣れてたし、面倒だし。リール・ロッドもそうですが、これが本音。自分、きっと横着なんです。毎回ジグ多め、タックル多め、船には無駄に多く持込むけど、結局たいして使わない。いつもしっかり厳選したタックルを持込めたら重い荷物の持ち運びも減っていいのになぁ~と思います。


◇左 中 持っていたジグ類 フック、タコベイトは全て自作

結局まだまだ経験が足りないのでしょうか?性格なのでしょうか?いつかは厳選したタックルで身軽に挑めるようになりたいと思います。 そしてホッケポイント到着。ジグ投入。あらら、さっきまでいたホッケが釣れません。周りのサビキの方々は早々に釣ってます。うーん、なんだろ?棚?ジグサイズ?アクション?ちょっとづつ試した結果、確かかどうかはわかりませんがアクションだった感じがします。移動前より少し潮が動き出したせいか、ちょっとジグが動き過ぎてる気がしたので、もうちょっと重い250gに変更。そしてロッドの振り幅を少なくしました。それが良かったのか悪かったのかはわかりませんが、またホッケが釣れ始めました。この時にフックもチビッ子ホッケが掛かりづらいであろう大きめにして、さらなるメガホッケを求めます。しかし残念ながらこの日はジグ・フックサイズに関係なくチビッ子ホッケ祭り、またまたリリースしながら釣り続けてると、たまに小タラ。一日中こんな感じでした。

 そろそろ帰る時間です。船長のアナウンスで港へと戻ります。いつも通りタックルを片付けて寝ながら港への到着を待ちます。多分今シーズン最後になるだろう五目ジギングも終了です。今年のオホーツクはブリの回遊が少ない代わりなのか、黒マグロがザワザワしてたようですね。イカも多少釣れたんでしょうか?五目はいつも通りだったようですが、自分は物足りない感じです。なんだかんだ言って、今年はやっぱり鮭ジギングの年でした。ひじょーに難しい!タックルの選択もジグもタコベイトも、どれも全部手探りでした。それでも来年に繋がるものは見出せた感もあったので、それはそれで楽しみが増えた気もします。いつも思う事ですが、お魚釣りはその時その場所その状況、そしてそこにある道具、目の前にあるものの中で色々と考えて、答えを出して、やっとお魚さんと出会えるものかと思います。結局は悩む、答えが出る、出なかった、これが楽しくてずっと続けてる気がします。また来シーズンも悩むんです。むしろ今も悩んでます。スタートはサクラマスの予定。

ふむふむ、やっぱ楽しいですね!お魚釣り!

港に到着しました。船から道具を上げて車に載せます。同船されたみなさま、今年もお世話になりっぱなしの船長、みなさんに挨拶を済ませたらとうとう帰宅です。ちょっと寂しい気持ちになりますが、それはそれ。まずは楽しいこと考えましょ!あぁ、ワカサギがもうすぐだ!


持っていったクーラーボックスはダイワ ビッグトランク2 SU8000


持っていったジグたち

投稿 ただのおバカ

千葉県 外房 ヒラマサ ジギング 秋の陣!2020 10月 

10月中旬、千葉県外房も夏の猛暑を終え、暑さに馴れない道東人でも釣りが楽しめる季節になりました。待ちに待った「秋のヒラマサ」ハイシーズン突入です。イマイチ上手とは言えない釣り情報はほどほどに、移動手段や道具、遠征時の気になったことをメインにお伝えします。

遠征の準備 (航空便手配と船宿さんの予約 ギアの選定)

まずは遠征前のもろもろから。今回計画した移動手段は飛行機とレンタカー。空路往復Peach Aviation、陸路の全てはスカイレンタカー、釣行日程が決まったらまずはこの予約から。どちらも相当なコストパフォーマンスです。Peachは中間グレードとなるバリューピーチにしました。受託手荷物1個・座席指定・フライト変更が無料なので荷物の多い釣り遠征だと、数千円しか変わらない最安グレードよりイイ気がします。そして受託手荷物1個追加も同時に予約、空港で荷物を追加すると結構高上りになるので、ここは持ち物をしっかり考えての予約が大事です。

そしてレンタカー、乗り捨てしないで早めに探せば意外と安いです。このコロナ渦にあって公共交通機関を使うことなく移動出来るのは別格の安心感。そして釣り道具の移動も楽なのでイイ事だらけ、おススメです!
次にやるのは船宿さんと宿泊先の予約。船宿さんの選択はみんな悩むとこだと思いますが、頻繁に情報を発信してる、なんか優しそうな船長さんだ、知り合いの紹介、などなど色々あるでしょうが、個人的には最初の1回目なんか特に自分が安心して釣りを楽しめそうだと思える船宿さんにお願いするのが一番かなと思います。その結果お願いした船宿さんは外房大原港の人気船「松鶴丸」さん。実はこれで3回目の乗船になるのかな?予約の電話でちょっとした情報を仕入れるのもまた楽しいもの、そしていつもこの電話で「ヒラマサ釣るぞ!」のスイッチが入ります。もうここから殺気でギラギラです!

宿泊先の予約、ここも以前と同じところを予約しました。勝手がわかるのもあって安心します。ただ大原港近辺にもGoToTravel対象の宿泊先があるようなので当然それを活用するのもありです。もしくはレンタカーでの車中泊、ハードなジギング前にしっかり睡眠を取ったかどうかは結構重要だと思います。楽しむ為にも自分に合ったプランをよーく考えましょう。
あとは荷物の発送。80L程度のクーラーにリール・ジグ・リーダー、更にノッター等の小物類が入ったバッカンと、何とか入りそうなものを無理矢理クーラーに突っ込み(若干クーラーが膨らみましたが・・・)、お届け日数に余裕を持って宿に発送します。遠征終了後、クーラーの発送を宿がしてくれる場合は往復割を考えるのもありです。そしてこのご時世、ロッドのような長物の発送は送料を考えると持ち歩くのが現実的。なので余計に移動中の荷物が1個でも少ないと本当に楽です。これでやっと遠征前の準備が完了しました!
- 発送した荷物とその中身 -

◆発送したもの
・140サイズのクーラー1個
■クーラーの中身
・サンダル、レインジャケット等
・ジグ100~200g合計30本前後/クーラーボックスへ
・バッカン1個(ドカットD-4700)
◆バッカンの中身
・リール4台、ライフジャケット、リング類、ノッター、リーダー等の小物


イグルーの140サイズのクーラーです。


持っていったジグです。

ネイチャーボーイズ
ウィグルライダー 写真左
※ヒットジグのグローヘッドは根がかりロスト
スイムライダーショート 写真中央
メロン屋工房
ウィークベイト 写真右上から1〜4
サーチメタル 写真右上から5〜6
セカンドステージ
刃 写真右7〜8


※遠征は何かと心配で荷物が多くなりがちですが、140サイズの重量以内に収めました。
今回一番気を使ったのが重量ヤマト宅急便の場合25KGまでOKのため、事前に総重量を計って重さがあるジグはそれでも厳選が必要です!

出発 移動日

 ようやく出発当日。まずは空港で搭乗手続き、そして受託手荷物・機内持込み手荷物の手続きを済ませます。ダメもとで預けたハードタイプのロッドケース、あの有名な「バズーカ」はあっさりOK・・・マジか?PeachはJALやANAのように航空会社が用意した別ケースでのロッド預かりはしないみたいなので、一応ハードタイプで用意しました。

 それぞれの手続きも終わって、釧路空港から成田空港までひとっ飛びです。バズーカとキャリーを受取り、それからスカイレンタカーにお迎えのお願いをして、第3ターミナルから連絡バスで第2ターミナル北3番出口付近に移動、ちょっとの待ち時間を経てバッチリお迎えが来ました。
 お迎えの車でスカイレンタカー成田空港店まで移動し、用意してくれた車は予定よりちょっと大きい。何だかありがたいです。店員さんと到着地までの道について話をしていると、外房方面までは峠やら極狭い道も多いらしく、グーグルマップ検索より車載ナビの方が安心だと教えてもらいました。 宿には車載ナビのおかげもあり無事到着、チェックインを済ませ、細心の注意を払いながらノットを組み、タックルを準備したら、速攻で飯食って酒飲んで、忘れてはならない酔い止めも飲んで、この日は就寝となりました。

釣行 当日 外房へ

釣行当日、朝3時起床。睡眠バッチリ!体調面の不安なし!身支度済ませたら、いつもなら結構悩む服装も、10月中旬で気温が2~3℃近くまで下がる北海道とは違い、こっちは朝でも10℃以上、いつものジャケパンにフリースで全く問題なし、大した悩むまでもありません。5時集合なので時間には全然余裕ありますが、釣座のこともあって早目に宿を出ました。宿から港までは数分ですが、その車中もう希望と不安がいりまじり到着です。予報通り風が強いです。そして釣座の確保。松鶴丸さんの釣座確保は、船の前に設置されたコンテナに張り付けてある、番号が書かれたペットボトルのキャップを早いもの順に取ることで決まります。今回の遠征用に少々タックルを入れ替えたのですが、その時に外房経験豊富な某メーカーの方にタックルを含めた釣座等のアドバイスを色々聞けたので、それを参考に釣座を決めます。狙いは大ドモでしたが、そのキャップはありません、ここは勝負のNo.4!アドバイスが無かったら相当迷うとこでした。釣座も決まり、出船までの時間を車で妄想に妄想を重ねて待ちます。


出港前の港風景 静けさと高揚感とが入り交じります

ようやく集合時間です。船長の合図で釣り道具を船に積込み、ジグやフックなどひと通りの準備をしながら出航を待ちます。大体いつも船に持込むタックルは4つ。ジギング用にスピニングの硬いのと柔いの、それにベイト、そしてキャスティング。タックル選択のイメージはある程度出来上がってます。基本ジグはネイチャーボーイズ・ウィグルライダーかスイムライダーショート、一応それ以外にもジグはありますが、ほぼその二つがメインです。潮の速さや向き、水深、色、それぞれその状況応じて使い分けます。ロッドとリールも同じ。これはどこの海域でも一緒。最後にタックルデータを紹介いたします。



船はとうとう港を出てポイントに向かって行きます。それにしても予想以上に波風がスゴイ、この波は初体験じゃないでしょうか・・・せっかくこの状況でも船を出してもらったんだし、ビビってる場合じゃありません。もうやるだけです!そうです!釣るんです!結構いい感じに潮をかぶりながらポイント到着、「水深20m~」船長のアナウンスで外房ジギングスタート!まずは潮の向きを確認しながらジグ投入、最初のタックルはスピニングの硬い方にウィグルライダー160g、潮が早い外房だけど、ホントにスゲー早くて20mの水深でもジグはなかなか着底しません。何メートルも余計にラインが出てやっと着底、ハンドル数回転ですぐ糸ふけも取れます。海の状況を確認しながらしゃくりますが、ちょっとした違和感あり。底付近をネチネチしたいけどジグが軽くて浮き上がりが早い感じ、速攻で同じウィグルの190gにチェンジ、ジグ再投入、これこれ!この感じ!払出しの潮ではこのタックル、込んでくる潮ではスピニングの柔い方にスイムライダーショートの175gをジグキャスト。

ジグの色はシルバーを軸にグロー、ピンク、青をローテーション、ほぼこの繰り返し。色々試しながらしゃくってますが、やっぱりこの早い潮は難しくて、試行錯誤しながらどんどんわからないの泥沼にはまって行きます。が、しか~し、絶対に魚はいる!魚は底にいるはずだ!そう自分に言い聞かせ、とにかく底付近に長い時間ジグを漂わせたい、とにかく底、とにかく底、そう思いながら丹念に探り続けてる時、ムムッ?なんだ?一瞬ポカン?としてましたが、これはまさに前当たり、当然そのまま同じリズムでしゃくります。とうとう来ましたこの瞬間….。。。。「ドン!ギャー」必死でリールを巻きます。それでもまたまた「ギャー、ギャー」このスピード感はハンパない、まぁスゴイ、本当にスゴイ。
これは病みつきになりますわ。なんて実際は考える余裕もなく、魚に走られてるのに、水深20m、浅い、切られる、ヤバイ、なんて事も忘れてひたすら巻きます。何とかラインをそこそこ巻き取れたあたりで船長の一言「大事にやりましょう~」
ふぅ、マジで我に帰れます。やっと魚とのまともなやり取りスタート、ジワジワとドラグを調整しながらロッドで魚をいなし、落ち着いて、着実にリールを巻いて距離を縮めます。魚も見えてきました。ネットイン。体の力が抜ける感覚なんて知らなかったけど、なんかわかった気がしました。

釣り上げて船長に撮っていただいた魚「ヒラマサ」  「最高」

その後、2匹目を狙ってしゃくりましたが、船直前まで追ってきた魚を取り逃がして終了。
数年掛けて追っかけた魚が釣れました。しかし何故かこれと言った満足感がありません。むしろまたすぐヒラマサ釣りたい方に意識が行ってます。次回の遠征いつだろう。まずは帰ろう。
 宿に戻って一人祝杯をあげました。気付けばビール3本、昼間っから飲み過ぎ、ちょっと寝ます。数時間後、何となく起きて道具の片づけ、帰りの準備、そしてお風呂。追ってた魚を釣って何故か寂しい感じ。もう外もだいぶ暗くなりました。遠征最後の夜、せっかくなのでそこでしか食べられない美味しい料理をいただきに出てみました。どこに行こうか色々悩んで決めたところはそこそこの有名店みたいで、店構えを見て思ったのは高そう・・・・・でも入る・・・・・色々といただてコレ!「鰆、サワラ」!初めて食べましたがこれはウマい!釣って食べてみたいと思っちゃいました。釣るんだったらミノーのキャスティングでしょうか?それはそれで楽しそうです。地酒も美味しかったです。ここの人達みんないい人です。気持ちもお腹もう一杯、寝ます。

遠征最終日とまとめ

 遠征最終日。あとは何事もなく家に帰るだけ。飛行機に乗り遅れるのはしシャレにならないので、余裕を持って宿を後にします。お世話になりました!帰り道、荷物を発送するのに近くのコンビニに立ち寄ります。板氷を3個買って釣った魚と一緒にクーラーに入れて1個目、バッカンで2個目、入らなくなったリールはキャリーです。魚を送るとなると行きより一つ荷物が増えることになりますが、そりゃしょうがない。荷物の発送も無事終えて、明るいうちにあのオシャレな九十九里近辺を通るのも楽しみです。実際通ってみたらやっぱり素敵、外国みたいです。海岸線を走って高速乗って、スカイレンタカー到着。車は無傷で一安心、空港までは社長が乗るような高級車で送ってもらいました。成田空港第2ターミナル到着、もうある程度わかります。まずはお土産購入、が、全然お店が開いてない・・・・・コロナでどうのこうのって書いてます・・・・・インフォメーションの人にお土産の話をしたら、第3ターミナルに少しありますとのこと。帰りの搭乗口も同じところだし早速連絡バスに乗り込み移動。ちゃっちゃと買って搭乗手続きです、遠征終了!

 結果的に今回の遠征で念願のヒラマサを釣ってしまいました。ずっと繰り返してきた妄想が、若干形になった気がします。妄想を形にするまでには色々な人達にアドバイスをいただいて、それを参考に自分なりに取り込んで。今回かかわってくれたみなさん、本当にありがとうございました。これからもお魚釣りを楽しめるように日々向き合っていこうと思います。そしていつも、いつまでも、いろんな人にアドバイスをもらえるような人間になれるように過ごして行きたいと思います。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

「 遠征・・・最高! 」


今回メインで使用したスピニングタックルの2セット クイックドライブと各種ステラ

- 今回のタックルデータ -

■タックル1
・ネイチャーボーイズ IRON RANGE683クイックドライブ
・シマノ ステラ8000HG
・タナトルX8-3号-300M/フロロ50LB
・鉄腕スプリットリング#6.5 IRON HOOK4/0type-S
■タックル2
・ネイチャーボーイズ IRON RANGE683ナチュラルドライブ
・シマノ ステラ10000HG
・タナトルX8-4号-300M/フロロ60LB
・鉄腕スプリットリング#6.5 IRONHOOK4/0type-S

■タックル3
・ネイチャーボーイズ IRON FLICK Aggressive5101
・シマノ オシアジガー1501HG
・タナトルX8-2.5号-300M/フロロ50LB
・鉄腕スプリットリング#6.5 IRONHOOK4/0type-S