つりぐ買取ドットJPの東京地区担当ライターのメイフライです。 主に北海道でフライフィッシングを楽しんでいます。
北海道の「フライフィッシングあるある」です。
「ビッグトラウトはビッグサイズのフライに来る」。本州のフライフィッシングでは、春先や秋口はマッチ・ザ・ハッチで小さな虫のサイズに合わせるため、フライサイズは小さい#20~#22が好まれます。
ところが、北海道では大きいマスは大きいサイズのフライじゃないと釣れない、と信じられており、#8とか#6などの大型カディスがよく使われます。特に11月の小春日和の淵などで大型フライをぽっかり浮かせていると、水中から大きな口を開けたニジマスが浮上してゆっくりくわえます。
冬に向けた荒食いの季節でもあり、うまそうなでっかい虫がいたらそっちを食うべさ、が、北海道のフライフィッシャーの考えで、実際釣れています。
「デカいフライ信仰」は、11月に限りません。スーパーハッチとなる6月の河川などでも大きめのフライを使います。確かに、カゲロウ系の北海道の昆虫は本州よりサイズが大きい種類がいます。それでも、#10、#12ぐらいのフライサイズほどではありませんが、釣り人はそのサイズのフライで大きいニジマスをゲットしています。
本州では普段、♯14、#16を使う場所、時期なのに、一回り大きいフライサイズが確かに釣れる北海道。嘘だと思ったら、ぜひ試してください。
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